パトロン募集
2020年04月10日
あの子は、ある小劇団の看板女優だったんですよ。出会った頃は僕が30代半ばで、彼女は20代の前半だったかな。まあ、看板と言っても公演をしてもほぼ身内しか客が入らないような商売としては成り立たない劇団でのものなんですけどね。
僕も舞台観劇は好きで演劇関連の友達は多かったのです。もっとも、小劇団の埋もれたスターを発掘する・・・程のマニアではなかったのですけど、そう言うマニアたちの話を聞くのは好きで、僕が「あの劇団の彼女がかわいい」と聞いたのも、そんな演劇マニアの友達からでした。
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